2オーバーの渋野日向子「このオフにやってきたことが、全て意味のないことだったと思うくらいの内容」


渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

渋野日向子(Getty Images/JLPGA提供)

 ◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 強風が吹き荒れる中、第2ラウンドが行われ、59位から出た昨年のAIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で回り、通算2オーバーの暫定71位タイでホールアウトした。ホールアウト後のリモート記者会見で、渋野は「このオフにやってきたことが、全て意味のないことだったと思うくらいの内容でした。アプローチでチップインもしたけど、アプローチで何個もボギーを打ってしまったり。ショットでもピンに絡むことがなかった。全体的にダメダメでした」と悔しそうに語った。

 強風の影響については「去年、最終日にも経験していた。最初の方は頑張っていた中で、(14番)パー5でダブルボギーを打ってから、ちょっとおかしくなった。パー5で(スコアを)4つ落としているというのはメンタルにきている。(アプローチはオフに練習したが)いろんなのに挑戦したいと思っていた中で52度、ピッチング(ウェッジ)で打ったりした。練習をたくさんしても試合でできなきゃ意味がない、と痛感した。死ぬほど練習しないといけない」と続けた。

 10番からスタートした渋野は14番でティーショットを右に曲げダブルボギーをたたくも、15番で3メートルを沈めて、この日最初のバーディーを奪った。17番ではピンまで10ヤードから52度ウェッジでチップインバーディーを奪った。

 後半は初日(25日)に2罰打のダブルボギーを喫した5番パー4で、残り96ヤードのピッチングウェッジの第2打を1メートル強につけてバーディーを奪った。ただ、6番でアプローチを4メートル残しボギー、8番も3メートルのパーパットがカップを抜け、ボギーでスコアを落とした。

 2ラウンドを終了し、70位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。

最新のカテゴリー記事