松山英樹、ボギーなし66で28位「優勝争いできないのはすごく悔しい」


 ◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ最終日(25日、米カリフォルニア州シャーウッドCC=7073ヤード、パー72)

 48位で出た松山英樹(28)=LEXUS=は6バーディー、ボギーなしの66で通算13アンダー、28位となった。小平智(31)=Admiral=は35位、金谷拓実(22)=東北福祉大4年=は41位。石川遼(29)=カシオ=は63位、昨年覇者のタイガー・ウッズ(44)=米国=は72位だった。65のパトリック・カントレー(28)=米国=が23アンダーで昨年6月以来の通算3勝目。

 10番から出た松山は後半5バーディーと最後に意地を見せた。ボギーなしの66で日本勢8人中最高の28位。フェアウェーキープ率76・92%、パーオン率77・78%と安定し「前日(第3R後)の練習でショットが良くなる感じがあって、期待して出た。ミスショットが少ないラウンド。そこは良かった」と評価した。

 ただ、昨年2位の大会を上位に無縁なまま終え「優勝争いできないのはすごく悔しい。先週、今週で分かったこともあるので一つずつクリアしていければ」と冷静に語った。11月12日からは、コロナ禍で4月から延期されたメジャーのマスターズが控える。「今のショットでは通用しない。やっていることを早く固めたい」と、さらなる向上を誓った。

 前週のヒューストン・オープンに出場するかは「迷っている」というが、「マスターズに向けていい準備ができるようにしたい」と、9度目の大舞台へ気持ちを向けた。

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