ブリヂストンスポーツは今年1月から新サービス「Golfer’s Dock Ball & Club」を開始。新型コロナウイルスの影響もあって、6月下旬から本格的に展開している。参加者のスイングを計測&解析して、その特徴によって「最大飛距離になる」ボールとクラブを同時に提案するサービスとなっている。
同社担当者は「ボールのフィッティングをするために開発されました。もっとお客様にボールのこと、ボールによってどれだけ飛距離が変わってくるのかを知ってもらえたらと思っています。スイングの特徴を解析していきますが、“結果”ではなく、“原因”に焦点をあてているので、いわゆる健康診断のようなものです」と説明した。
参加者はまず、3球打って、同社独自のアプリケーションにより、クラブのフェースがボールに当たる瞬間のフェースの角度、打点、スイングの状態などを計測する。その後、担当者の説明を受け、参加者の要望もアプリに入力しながら、ボールとクラブはヘッドとシャフトの組み合わせが約2万通りの中から「最大飛距離になる」ものを第3推奨まで提案。前出の担当者は「予想外の結果になることもあり、お客様も『自分にはこれだけのポテンシャルがあるんだ』と逆に興味を持ってくださいます」。推奨されたボールとクラブを試し打ちして、参加者自身のフィーリングを確認する。これまでに「飛距離が10ヤード以上アップした」という参加者の声も上がっている。
新サービスは全国の同社店舗やゴルフ練習場で定期的に開催されている。フィッティングは30分程度の内容になっており、短時間でサービスを受けられるのも利点である。詳細は同社の公式サイト「https://www.bs‐golf.com/fitting/golfersdock/」で。