妊娠7か月の横峯さくらが3日間の戦いを終え、充実の表情「チャレンジすることが大事」


横峯さくら

横峯さくら

 ◆女子プロゴルフツアー ▽TOTOジャパンクラシック最終日(8日、茨城・太平洋C美野里C=6554ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)が行われ、妊娠7か月で出場したツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)が1バーディー、2ボギーの73。通算5オーバー76位で、来年2月の出産予定日までの最後の試合を終えた。「とりあえず無事に3日間を終えることができてホッとしています。1日でもアンダーで回りたい気持ちはあったんですけどね。でも試合の雰囲気が、すごく楽しかったです。一緒に回ってくれた選手や周りでサポートしてくれた方々に感謝したいです」と充実の表情を見せた。

 自身も2015年から主戦場とした米ツアーで「妊婦でプレーする選手を何人も見た」と今回の出場の決断のきっかけとなったが、ふっくらしたおなかで3日間のプレーした。「体調がいいことが大前提ですが、妊娠する前と今ではミート力が全然違います。いつもは動かせるところが動かせなかったり…。ただ、難しいことでもチャレンジするのは大事だと思います」と実感を込めて語った。

 来年2月21日に第1子となる男の子を出産予定で、「体調がいい時は練習やラウンドをしたいと思います」。出産後については、同8~9月頃を目安に復帰を検討している。横峯は自身のおなかを見つめながら「元気な赤ちゃんを産めるようにしたいです」と母になる決意を示した。

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