マスターズ初日 ケーシーが暫定首位、連覇狙うウッズ、松山英樹は3打差の暫定5位と好発進


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦マスターズ第1日(12日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)

 新型コロナウイルスの影響で4月から延期され、初めて無観客&秋開催となった“ゴルフの祭典”は、雷雨での2時間45分の中断があり、第1ラウンドは日没順延となった。45人がプレーを終えられなかった。風が穏やかで、雨でグリーンが柔らかく、遅くなった影響で伸ばし合いの一日となった。

 1イーグル、5バーディー、ボギーなしの7アンダー、65をマークしたポール・ケーシー(43)=英国=が暫定首位に立った。

 大会初の2度目の連覇&最多に並ぶ6勝目を狙うタイガー・ウッズ(44)=米国=は4バーディー、ボギーなしの4アンダー、68で回った。23度目の出場で初日自己最少スコアタイで暫定5位と好発進を決めた。

 日米ツアー通算13勝の松山英樹(28)=LEXUS=は5バーディー、1ボギーの4アンダー、68をマーク。フェアウェーキープ率71%、パーオン率78%と得意のショットが好調で暫定5位につけた。

 ともに67で回った12年全米オープン覇者のウェブ・シンプソン(35)=米国=とザンダー・シャウフェレ(27)=米国=、17年全米プロ選手権王者のジャスティン・トーマス(27)=米国=の3人が2打差の暫定2位で追う。

 世界ランク2位のジョン・ラーム(26)=スペイン=、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(36)=米国=は3アンダーの暫定13位。規格外の飛距離を武器に9月の全米オープンを制したブライソン・デシャンボー(27)=米国=は、2アンダーの暫定21位につけた。

 8月の全米プロ選手権覇者で初出場のコリン・モリカワ(23)=米国=、史上6人目のキャリアグラウンドスラムを目指すロリー・マキロイ(31)=英国=はイーブンパーの51位となっている。

 2018、19年日本ツアー賞金王の今平周吾(28)=フリー=は10番から出て、3番までの12ホールを終えて1バーディー、2ボギーの1オーバーの暫定64位につけている。

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