2日連続最下位の中西、最終Rは全体1位の65「初日から74、75、74ときたら、『75』でしょ(笑い)


18番をホールアウトした中西直人

18番をホールアウトした中西直人

 ◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 最終日(6日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 最終ラウンド(R)を最下位(30位)でスタートした初出場の中西直人(32)=国際スポーツ振興=は、ベストスコアの65で回り、通算8オーバーの26位だった。初日から74(全体27位)、75(同30位)、74(同)とスコアが伸びず。2日連続最下位で迎えた最終日は全体1位のスコアをたたき出し、「74、75、74ときたら、普通『75』でしょ? 10も下回りましたよ」と満面の笑みだった。

 優勝争いをする活躍だった初出場の小斉平優和(22)=太平洋クラブ=とは親交が深い。第3日のラウンド後に好調の後輩が練習する様子を見て、「(小斉平の)足がいい動きをしていた。いいイメージができましたね」とヒントを得た。陽気な32歳は「いい動きをして、しっかりマネジメントすれば、東京よみうりCCでもアンダーで回れるんだなと思いました。(今大会は)幸せしか感じなかった」と、年内最後の大会を納得の形で締めた。

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