全米女子オープン最終日 「雷雲接近」で単独首位の渋野日向子ら最終組がスタート前に中断に


 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 全米女子オープン 最終日(13日、米テキサス州チャンピオンズGCサイプレスクリークコース=6731ヤード、パー71)

 最終ラウンドが予定通り始まったが、日本時間14日午前0時10分過ぎに、「雷雲接近のため」に中断に入った。コース内は曇天で、薄暗い天候となっている。

 通算4アンダーで1打差単独首位の昨年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は0時35分に最終組でティーオフ予定だったが、スタートが遅れることとなった。2位で米ツアー未勝利のエイミー・オルソン(米国)に1打差をつけて、日本人初となるメジャー2勝目に王手をかけている。

 上位では18年大会覇者のアリヤ・ジュタヌガーン(25)=タイ=が1番を終えて1つ伸ばし、4打差5位へ浮上している。日本勢では初メジャーの高橋彩華(22)=東芝=が5番まで終えて1つ伸ばし、通算3オーバーの19位に浮上している。

 新型コロナウイルスの影響で6月から延期され、史上最も遅い時期のメジャーとなり、無観客で開催されている。

最新のカテゴリー記事