松山英樹が住友ゴム工業社のオンラインイベントに出席 「9割くらいは見た目」


住友ゴム工業のオンラインイベントに出席した松山英樹

住友ゴム工業のオンラインイベントに出席した松山英樹

 男子ゴルフの米ツアー日本人最多5勝の松山英樹(28)=LEXUS=が16日、契約する住友ゴム工業社のオンラインイベント「松山英樹×SRIXON LIVEセッション」に出席した。

 約1時間にわたって、プロキャディーの杉沢伸章氏らとのトークイベントを繰り広げた。8月の米ツアーのプレーオフシリーズ、BMW選手権で住友ゴム工業社の新モデル「スリクソン ZX5」のプロトタイプを初投入し、米ツアー通算216戦目で自身初の単独首位発進を飾った。

 約4年ぶりに同社のドライバーを実戦で使用し、話題を集めた。「変えるタイミングがなかなかなくて。スイングや打ちたい球があって。それを打つために当時のスリクソンのドライバーがなかなかフィットしなかったので。今年変えたのはティーショットの調子がめちゃくちゃ悪かったので」と、ドライバー変更の舞台裏を振り返った。

 クラブを選ぶ基準について聞かれると「9割くらいを見た目が占めますね。その後に飛距離とコントロール」と独自のこだわりを明かした。「これなら打ちやすいと思わないと、その後の性能とかも入ってこないので。見た目第一、で開発して頂いています。自分が嫌だなと思ったら、打っても飛ばないし、良いスイングもできないと思うので」とその根拠も説明した。ZX5も「(クラブの)顔が好きですね」と笑った。

 コロナ禍での1年を「短かった気がしますね。試合会場に行くのと、帰ることしかできなかったので」と振り返った。毎試合PCR検査受検なども義務づけられ「毎週、日曜日に移動して、月曜日の朝に受けないといけないのはしんどかったですね」と打ち明けた。「個人的に来年は勝ちたいなと思います。早く6勝に塗り替えたいなと」と21年にかける思いを語って、イベントを締めくくった。

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