国内女子プロゴルフツアーの21年第3戦・Tポイント×ENEOS(3月19~21日、鹿児島・鹿児島高牧CC)の主催者は15日、「新型コロナウイルス感染症拡大防止、ギャラリーやボランティアの安全性を第一に考えて」無観客で開催することを大会公式サイト上で発表した。既に第2戦の明治安田生命レディース(同12~14日、高知・土佐CC)も同じ理由で無観客開催を決定している。
また、複数の関係者によると、初戦のダイキンオーキッドレディス(同4~7日、沖縄・琉球GC)も既にプロアマ戦の中止が決定。観客の有無についての話し合いも水面下で行われているという。コロナ禍で20―21年統合シーズンとなり、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は、21年は有観客開催を目指す意向を表明していたが、第3波もあり、引き続き厳しい状況となっている。
19年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(22)=サントリー=はTポイントとスポンサー契約しており、Tポイント×ENEOSの大会ホステスプロとなっている。