29歳のバースデー・松山英樹は後半で2度の池ポチャ「結果が全て」と悔し


◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ、ワークデー選手権 第1日(25日、米フロリダ州ザ・コンセッションGC=7474ヤード、パー72)

 ツアー通算5勝の松山英樹(29)=LEXUS=は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの72で回り、イーブンパーで首位と6打差の35位で滑り出した。日本ツアー通算2勝の稲森佑貴(26)=国際スポーツ振興協会=は4バーディー、5ボギーの73と伸ばせず、1オーバー44位。66をマークしたウェブ・シンプソン(35)=米国=、マシュー・フィッツパトリック(26)=英国=が6アンダーで首位発進を切った。

 現地時間でこの日、29歳の誕生日を迎えた松山は前半は快調に滑り出した。3番で約3メートルのパットを沈めて初バーディーを奪うと、5番ではピン右手前から約10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。7番もバーディーでスコアを3つ伸ばして折り返した。しかし後半はショットが乱れ始め、13番パー5(534ヤード)で1打目を左の池に入れてのダブルボギー。18番パー4(483ヤード)では第1打が左へのOB。その後の第3打は再び池につかまり、結局トリプルボギーをたたいた。

 ホールアウト後のインタビューでは「最後が悪かったので。結果が全てなので…」と後半のプレーを悔しがった。第2ラウンド以降に向けては「(第1ラウンドの)途中までのいいゴルフができればスコアも伸ばせると思うので、しっかりといい準備で挑めたら」と気持ちを切り替えていた。

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