2月23日に交通事故で重傷を負った、米男子ツアー歴代最多タイの82勝を誇るタイガー・ウッズ(45)=米国=は28日、米男女ツアーなどで、多くの選手たちがエールを込めてウッズの代名詞の赤いシャツを着てプレーしたことについて、自身のツイッターで感謝の言葉を発表した。
「テレビをつけて、あれだけの赤いシャツを見た時に、私がどれほど感動的だったかを説明することは難しい。全てのゴルファーの皆さん、ファンの皆さんが本当に、私がこの困難な時期を乗り越えるのを助けてくれています」とのコメントをつづった。
28日の米男子プロゴルフツアー、世界選手権シリーズのワークデー選手権最終日。海外メジャー4勝のロリー・マキロイ(31)=英国=、世界ランク3位のジャスティン・トーマス(27)=米国=、2018年マスターズ王者パトリック・リード(30)=米国=らがウッズの最終日の勝負服である赤シャツ、黒パンツに身を包んで病床の戦友へエールを送った。
米男子ツアーのプエルトリコオープンの会場では、多数のコース整備スタッフが赤黒ウェアに身を包んで、作業に当たった。米シニアツアーでも、フィル・ミケルソン(50)=米国=らが赤黒ウェアで最終日に出場。米女子で13年ぶりにツアー復帰した通算72勝のアニカ・ソレンスタム(50)=スウェーデン=も、28日のゲインブリッジ選手権最終日は赤いウェアに、黒のスカートを着用してプレーしていた。