東日本大震災が発生した「3・11」から10年、ゴルフ界からも選手たちが被災地に思いを寄せた。男子の石川遼(29)=カシオ=は自身の公式サイトで復興への願いを記した。
「ゆっくり着実に復興がこれからも進んで、良くなってくれることを祈っています」。これまで宮城・石巻市を慰問するなど、復興支援を行ってきた。「みなさんの心の支えになれる! なんて自信満々に思っていないけど、自分は全力で目の前のやるべきことをやります」と思いを込めた。
また、新型コロナウイルスについても「もう少し窮屈で違和感のある時間が続くかもしれませんが、必ずまたいい時間は訪れます」と呼びかけた。
国内男子ツアーは4月の東建ホームメイトカップ(三重)で今年初戦を無観客で迎える。「いいトレーニングが積めています。結果で示せるように」と、プレーでさまざまな人へ勇気を届ける。