１８番で強風を受けよろめく渋野。通算５アンダー１１位に終わった
◆女子プロゴルフツアー ▽Ｔポイント×ＥＮＥＯＳ 最終日（２１日、鹿児島高牧ＣＣ＝６４２４ヤード、パー７２）
６打差の１５位からスタートした渋野日向子（２２）＝サントリー＝は３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの７２で回り５アンダーの１１位だった。鈴木愛（２６）＝セールスフォース＝は２打差の２位に終わった。
出場選手の平均スコア７４・２９６９と多くが風に苦戦する中、渋野は７２にまとめ、初のホステス大会を１１位で終えた。１３番パー５で第２打をＯＢとし痛恨のダブルボギー。１６番のバーディーでスコアを戻した。
ここ２戦苦しんでいた風の中で耐え、「今日は（風と）友達になりかけた。フルショットで打つ回数を減らして抑え（気味）のショットで振ることをやった。ダボはもったいないけど、個人的には収穫のある一日。あまり悔いはない」と及第点を与えた。
渡米前最後の国内ツアーとなる次週のアクサレディス（２６～２８日、宮崎）は今年２度目の有観客。「すごく楽しみ。まずは３日間戦うことが大事」と足元を見つめた。