小平智はツアー屈指の難コースで69で36位 「もっと精度を上げていきたい」


◆米男子プロゴルフツアー ホンダ・クラシック 最終日(21日、米フロリダ州PGAナショナル=7125ヤード、パー70)

 米ツアー1勝の小平智(31)=Admiral=はショットが好調で55位で出て2バーディー、1ボギーの69で回り、通算1オーバーの36位で終えた。

 この日も日本ツアーを主戦場とし、米フロリダ州内で合宿をともにしていた仲の良いプロゴルファー・大堀裕次郎(29)=フリー=が、スポットでキャディーを務めた。前半は惜しいパットが決まらず、9ホール全てパーで折り返した。後半の11番パー4で、3オン2パットでボギーが先行した。続く12番で、3メートルのバーディーパットを沈めて取り返した。最終18番パー5で、第3打を1メートルにつけ、会心のバーディーで締めくくった。

 ホールアウト後は「今日はずっと朝から落ち着いてラウンドできて。バーディーは1個と少なかったですけど、良かったです」と振り返った。16ホールで池が絡むツアー屈指の難コースで、好ショットを連発して今大会初のアンダーパーで、順位を大きく上げて締めた。シード最終年を迎えているが、「今年に入って、すごいショットの調子はいい。自信をつけて、良い成績につながるようにもっと精度を上げていきたいです」とうなずいた。次週は25日開幕の米ツアー、コラレス・プンタカナ選手権(ドミニカ共和国)に出場予定という。

 単独首位で出て68で回ったマット・ジョーンズ(40)=オーストラリア=が、通算12アンダーで約7年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

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