石川遼は前半ひとつスコアを伸ばして11位浮上 首位の星野陸也は2位に5打差をつけて独走


6番でバーディーパットを決めた石川遼

6番でバーディーパットを決めた石川遼

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 最終日(16日、神奈川・相模原GC東C=7298ヤード、パー72)

 首位と6打差15位から出た石川遼がハーフターンした。前半の9ホールを1バーディー、ボギーなしの35で回り、通算5アンダーとして、前半終了時点で11位に浮上した。しかし、首位の星野陸也との差は7打に広がり、2019年12月の日本シリーズJTカップ以来、約1年5か月ぶりのツアー18勝目は厳しくなった。

 関東屈指の難しい林間コース。さらに雨と風が加わり、タフなコンディションとなった最終日。石川は6番パー4で第1打を左サブグリーン手前のバンカーまで運び、約30ヤードの難しいバンカーショットをピン2メートルに寄せてバーディー。ほかの8ホールは手堅くパーを重ねてスコアをひとつ伸ばした。

 石川は前半終了時点で、15位から11位に浮上したが、首位の星野はさらに上手だった。2番、5番でバーディーを奪い、6番終了時点で通算12アンダー。2位の宮里優作、時松隆光らに5打差をつけて独走態勢に入った。星野は今季3勝目&今年2勝目をもぎとれば、金谷拓実を抜いて賞金ランク首位に浮上する。

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