石川遼は10年ぶり2度目のコースに「こんなに全英っぽかったっけ」 ミズノオープン


石川遼

石川遼

◇男子プロゴルフツアー ミズノオープン プロアマ日(26日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7349ヤード、パー72=報知新聞社特別協力)

 第50回大会は4年ぶりに会場が戻り、賞金総額8000万円(優勝1600万円)をかけて144選手が参加して、一般非公開で開催される。

 ツアー17勝の石川遼はプロアマ戦に参加し、最終調整した。24日の月曜日に全米オープン(6月17日開幕・米カリフォルニア州トーリーパインズGC南C)日本予選に出場し、「2キロくらい痩せた」という36ホールの激闘の末に2年連続6度目の出場権を獲得した。25日は移動のみで静養に充てた。

 この日のプロアマ戦で、3位に入った2011年大会以来に回ったリンクスコースの印象を「ちょっとうろ覚えですね。難しいです。グリーンのマウンドが大きくて、外にボールが落ちる作りになっていて。ティーグラウンドからフェアウェーが見えない。こんなに全英オープンっぽかったっけ、と思いましたね」と笑った。「すごく良いコースだなと思います。まさに全英への道という意味では。すごく頭を使うコースなので楽しみですね」とうなずいた。

 今大会で上位2人(有資格者を除く)に入れば7月のメジャー、全英オープン(15日開幕・ロイヤルセントジョージズGC)出場権が与えられる。全英への出場意欲を問われると「当然、それは思いますね。得られる物が多いので。世界の舞台に、今の自分のゲームを引っさげていきたいなと思う」と1週間で2枚のメジャー切符獲得へ闘志を燃やした。

 石川は大会ホストプロの時松隆光選手会長、2018年大会王者の秋吉翔太と予選ラウンド同組で回る。27日の第1ラウンドは、午前7時50分に10番からティーオフする。

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