ホストプロの時松隆光は14位、会長との約束を果たせず「残念です」…ミズノオープン


14番、ティーショットを放つ時松隆光 (カメラ・馬場 秀則) 

14番、ティーショットを放つ時松隆光 (カメラ・馬場 秀則) 

◆男子プロゴルフツアー ▽ミズノオープン 最終日(30日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7349ヤード、パー72=報知新聞社特別協力)

 大会主催のミズノと契約するホストプロの時松隆光(筑紫ケ丘GC)は、9打差の28位で出て5バーディー、2ボギーの69で回り通算7アンダーの14位で終えた。ジュビック・パグンサン(フィリピン)が6バーディー、2ボギーの68で回り、17アンダーで優勝した。

 時松は前半良いリズムで8アンダーまでスコアを伸ばすも、後半からは風の影響も受け、徐々に苦しい展開になった。13、16番でボギーをたたくなど後半はスコアを伸ばせず、「自分では10アンダーを目標に設定していたのですが、後半は難しいゴルフになってしまいましたね」と悔しそうに語った。

 今大会は上位2人に7月の海外メジャー、全英オープン(15日開幕、英国・ロイヤルセントジョージズGC)の出場切符が与えられる。ミズノの水野明人会長から「頑張って、全英行ってね」と激励を受けたが、約束を果たせず「有言実行できず残念です。優勝が最高の恩返しになると思っているので次の機会に頑張ります」と声を振り絞った。

 次戦はメジャーの日本ツアー選手権森ビル杯(6月3日開幕、茨城)でツアーでは昨年9月の国内開幕戦から初の有観客試合となる。初のメジャー制覇に向け「今日の前半の良い感触を大切にしたい。ミスも紙一重な部分が積み重なってしまうので、修正していきたい」と気を引き締めた。

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