森田遥らが首位 五輪代表争いの稲見萌寧と古江彩佳はともに通算2アンダー27位浮上 最終日は同組で直接対決


18番の第2打、バンカーショットを放つ古江彩佳

18番の第2打、バンカーショットを放つ古江彩佳

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス第2日(19日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6550ヤード、パー72)

 第2ラウンド(R)が行われ、1打差の3位から出た森田遥が6バーディー、2ボギーの68をマーク。通算8アンダーで2010年大会覇者の全美貞(韓国)と首位に並んだ。森田は17年8月の北海道明治カップ以来、約4年ぶりのツアー2勝目を目指す。

 12位から出た穴井詩が67で回り7アンダーで1打差の3位。初の首位スタートを切った田辺ひかりと、約2年ぶり2勝目を狙う河本結が6アンダーで2打差の4位につけた。

 2000年度生まれ「ミレニアム世代」の吉田優利、金沢志奈、藤本麻子が5アンダーで3打差の6位。結婚後初戦に臨む上田桃子ら9人が4アンダーで9位につけた。

 東京五輪代表争いを繰り広げる世界ランク日本勢2番手24位の稲見萌寧(もね)は初日56位と出遅れたが、この日は69と伸ばした。稲見と五輪代表を争う世界ランク日本勢3番手28位の古江彩佳は37位で出て70で回り、ともに2アンダーで27位に浮上した。代表決定までは今大会を含め残り2戦。今大会最終日(20日)は同組で回ることが決定し、直接対決となる。

 18年、19年大会覇者の鈴木愛は28位で出て72と伸ばせず1アンダー36位に順位を下げた。

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