古江彩佳、72で暫定7位「ショットが安定しなかった」 稲見萌寧は4ホールを終えて通算2オーバー


古江彩佳

古江彩佳

◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(25日、千葉・カメリアヒルズCC=6639ヤード、パー72)

 東京五輪代表争いの最終決戦の第2ラウンドが行われた。五輪代表入りへ「優勝が必須」の古江彩佳(富士通)は午前8時30分に1番からティーオフ。2打差の4位で出て3バーディー、3ボギーの72で回り通算5アンダーで5打差の暫定7位でホールアウトした。「ショットが安定しなくてバーディーチャンスにつけられず、パーセーブするのに必死だった。その中では耐えるゴルフができたと思う。明日は(トップと)差が開いてしまっているのでアンダーでは回りたい」と話した。

 4番パー3で左奥のピンに対して第1打をミスショットしピン右手前約24メートルへ。そこから3パットでボギーが先行。だが、5番パー4で残り109ヤードの第2打をピン奥1メートルにつけてバーディー。8番はティーショットを左に曲げてボギーとし、1つスコアを下げて折り返した。後半は13番で11メートルのバーディーパットを決めて、パー5の14番も連続で伸ばした。だが、15番パー3で第1打をグリーン奥にこぼし、そこから3パットのボギー。スコアを伸ばせずホールアウトを終えた。

 一方、五輪争いで先行する稲見萌寧(もね、都築電気)は初日76位から巻き返しを図って午後1時に10番からティーオフ。10番、11番で連続ボギーをたたいたが、13番でバーディーを奪い、4ホールを終えて2オーバー83位としている。

 トップで出た菊地絵理香が10ホールを終えて3つスコアを伸ばし、10アンダーで首位をキープしている。

 ◇女子ゴルフ東京五輪への道 28日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。日本勢はランク11位の畑岡奈紗が当確で25位の稲見、28位の古江、31位の渋野日向子が残り1枠を争う。古江は優勝し稲見が4位以下なら稲見を逆転。一方、稲見は単独3位以上で古江を振り切る。渋野は海外メジャー、全米女子プロ選手権で2位以内に入れば、稲見と古江の成績に関わらず逆転代表入りとなる。

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