◆女子プロゴルフツアー ニッポンハム・レディス 公式練習日(7日、北海道・桂GC=6763ヤード、パー72)
東京五輪代表の稲見萌寧は、大東建託・いい部屋ネットレディス(22~25日・北海道)を欠場して、24日と25日に五輪会場の埼玉・霞ケ関CCへ初の練習ラウンド(R)に訪れることを明かした。
23日の東京五輪開会式後、24日と25日は各国男女代表が霞ケ関CCで練習Rを回ることができる。2017年4月に霞ケ関CCが改修後、初めて回るが「(奥嶋誠昭)コーチと行きます。とりあえず、回ってみようかと」と話した。米国男子代表で19年全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)の「ドライバー(ショット)を見てみたいです。どのくらいの音が出るのかなとかも気になります」と目を輝かせた。
19年大会では当時自己最高の2位に入った。当時は5日連続で、父とともに千歳市のスープカレーの人気店「ラマイ」に通った。特選豚バラしゃぶしゃぶのスープカレー「ブヒッ」を食べて鋭気を養った。今週も「昨日行きました。ブヒッのチーズトッピングを食べましたね」と既に“パワーフード”を食べたことを笑顔で明かした。
今季6勝で賞金ランク2位だが、2戦連続で予選落ち中。この日は9ホールの練習ラウンドで最終調整した。「ショットはめちゃめちゃ調子悪いわけでは無いですけど、パターが入ってくれなくて。かみ合っていないのでその結果、スコアが出ずという感じです」と現状を口にした。「ショットがフェードなのに左に曲がってしまうミスがあって。それに対して恐怖心があって、ショットが打てないことがありました。それを無くすようにコーチに左に行く原因を教えてもらって、練習をしています。インパクトに問題がありました」と話した。
今週は初めて、男子の石川遼のエースキャディーの佐藤賢和氏(41)とコンビを組む。「取り組んでいることがあるので、まずはしっかり予選を通ること。そして上位に行ければ良いなと思います」と足元をしっかりと見つめた。