◆米男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 第149回全英オープン 第1日(15日、英ロイヤル・セントジョージズGC=7211ヤード、パー72)
世界最古のメジャーが快晴の下、開幕した。2大会連続出場の金谷拓実は勝負カラーの黄色いウェアに身を包んで2バーディー、2ボギーのイーブンパー、70の48位で滑り出した。
33歳で初の海外メジャーとなった永野竜太郎は午後の最終組で1イーグル、2ボギーの70で回り、イーブンパーの70で48位発進となった。
同じく初メジャーの日本ツアー賞金ランク2位の木下稜介は6バーディー、2ボギー、3ダブルボギーの72。2オーバーの91位で滑り出した。
東京五輪代表で初出場の星野陸也は3バーディー、7ボギーの74で4オーバーの127位と大きく出遅れた。
2度目の出場の稲森佑貴は午後スタートで2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75。5オーバーの137位と厳しい初日となった。
2010年大会覇者で優勝候補のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が、6アンダーの単独首位発進を決めた。17年大会王者のジョーダン・スピース(米国)、レフティーのブライアン・ハーマン(米国)が1打差の2位で追う。
世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)は2アンダーの19位。メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米国)は1アンダーの32位。14年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)はイーブンパーの48位で滑り出した。
昨年の全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)、今年の全米オープンを制したジョン・ラーム(スペイン)は1オーバーの74位。世界ランク3位のジャスティン・トーマス(米国)は2オーバーの91位。全米プロ選手権を史上最年長の50歳で制したフィル・ミケルソン(米国)は、10オーバーの155位の最下位となった。
4月のマスターズ王者の松山英樹は、新型コロナウイルス感染のため欠場となっている。