渋野日向子、国内復帰戦は71で46位発進「スコアの割には納得のゴルフ」


18番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー GMO&サマンサ・カップ 第1日(16日、茨城・イーグルポイントGC=6657ヤード、パー72)

 米ツアー遠征期間を終え、3月のアクサレディス以来の国内復帰戦となった渋野日向子は3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーで首位と8打差の46位発進となった。

 渋野は東京五輪代表の稲見萌寧、前回大会覇者で賞金ランク首位の小祝さくらとの注目組で、多くのギャラリーに見守られながらプレーした。2、5、6番でバーディーを奪い、8番でボギー。最終18番で3パットのボギーとなった。

 ラウンド後は「最後まで楽しめた。内容的にもアイアンショットの縦距離が合ってきたのが、すごく実感できた。スコアの割には納得のゴルフ。ミスショットの幅を分かって、ピンの左右、自分の許せる範囲にボールを置くことができている。(ギャラリーの声援を受け)久しぶりのこんなにたくさんのお客さんの前で楽しかった。大きい声が出せない中で拍手であったり、控えめなナイスの声であったり、うれしかった。去年はなかった。これこそゴルフだなと感じました。途中スコアボード見て、みんな伸ばしているのは分かっていたけど、伸ばしきれなかったのは悔しい。明日はもう少し短いバーディーパットを打てたらいい」と振り返った。

 同組の稲見は4バーディー、ボギーなしの68で4アンダーの10位。一方、小祝は5オーバーの77で113位と出遅れた。

 前週プレーオフで敗れ2位だった若林舞衣子が9バーディー、ボギーなしの63をマーク。9アンダーで、野沢真央、浜田茉優とともに首位に並んだ。2打差の7アンダー4位に、石川明日香がつけた。前週優勝の堀琴音は5アンダーの7位と好発進した。

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