吉田優利が逆転でツアー初優勝 姉弟子・上田桃子が祝福 五輪に臨む稲見萌寧は9位


通算18アンダーで優勝を決め、喜ぶ吉田優利(カメラ・馬場 秀則)

通算18アンダーで優勝を決め、喜ぶ吉田優利(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 最終日(31日、兵庫・東急グランドオークGC=6568ヤード、パー72)

 1打差2位から出た21歳の吉田優利(エプソン)が8バーディー、2ボギーの66で回り、通算18アンダーで逆転でツアー初優勝。今年発足した大会で初代女王に輝いた。12番から16番まで5連続バーディーを奪い、勝負強さを見せた。18番で短いウイニングパットを沈めると笑顔で両手を上げ、グリーン脇で見守った姉弟子の上田桃子(ZOZO)に祝福を受けた。

 高橋彩華(東芝)、比嘉真美子(TOYO TIRE)が3打差の15アンダー2位で並んだ。西郷真央(大東建託)らが14アンダーで4位となった。

 8月4日から五輪競技に出場する、大会ホステスプロの稲見萌寧(都築電気)は66で、12アンダーの9位で終えた。3週後のメジャーAIG全英女子オープン前、最後の試合となった渋野日向子(サントリー)は71で7アンダーの29位となった。

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