JGTOが石川遼に関し、声明を発表 違反行為に抵触するか詳細を検討中「近々、臨時理事会を開催し最終的な処遇決定」


石川遼

石川遼

 国内男子プロゴルフツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO、青木功会長)は9日、JGTOの副会長を務める石川遼(カシオ)が帰国後の自主隔離中の行動を一部週刊誌に報じられた件を受け、「状況の報告とお詫び」と題したリリースを発表した。

 書面の内容は以下の通り。

 「11月8日、一部週刊誌のデジタル配信におきまして、弊機構の副会長を務めます石川遼に関する報道がございました。

 内容は、厚生労働省が定めております、海外から帰国した際のいわゆる自主隔離期間中に、千葉県内のゴルフ場でラウンドし、その後複数名での食事等をしていたというものです。

 弊機構ではこの報道に基づき、直ちに本人に事実確認をし、現在、それらの行為が弊機構が定めるジャパンゴルフツアー懲戒・制裁規程の違反行為に抵触するか否かを詳細にわたり検証しております。これらの検証には若干の時間を要しますことをご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

 また、本日午前中に石川本人から、弊機構の副会長及び理事の職を辞する旨の書面を受け取りましたことも、合わせてご報告させていただきます。弊機構ではこの書面が提出されたことを受けまして、近々、臨時理事会を開催し、上記の検証結果を踏まえ、最終的な処遇を決定する予定をしております。

 この度の弊機構役員による軽率な行動によりお騒がせし、ご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げますとともに、日ごろからジャパンゴルフツアーを応援していただいておりますファンの皆さま方、関係者の皆さま方に対しまして、深くお詫び申し上げます」

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