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稲見萌寧
女子プロゴルフツアーの大王製紙エリエールレディスは18日から4日間、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で行われる。予選ラウンド2日間の組み合わせが16日、発表された。
前週の伊藤園レディスで2位に9打差をつけて通算10勝目をつかんだ、賞金ランク1位の稲見萌寧(都築電気)は、原英莉花(日本通運)、吉田優利(エプソン)と同組に入った。
約1697万円差の賞金ランク2位につける、前年大会覇者の古江彩佳(富士通)は、19年大会覇者の渋野日向子(サントリー)、勝みなみ(明治安田生命)と同組でラウンドする。渋野は来月行われる来季米ツアー参戦をかけた最終予選会(12月2~5日・9~12日、米アラバマ州)出場のため、今大会が今季国内ラストとなる。古江は最終戦のツアー選手権リコー杯後、渡米する。
シーズンは残り2戦。今週にも、稲見の賞金女王が決まる可能性がある。
◆稲見の賞金女王が今週決定する条件 稲見が今週優勝し、賞金1800万円を加算した場合、古江が予選落ちを含めて2人の5位タイ、単独6位以下などで、496万8474円以上獲得できなければ、稲見の初の賞金女王が決まる。今季獲得賞金は現在、稲見が2億5256万6049円で、古江との差は1696万8474円。最終戦のJLPGAツアー選手権リコー杯(25~28日・宮崎、優勝賞金3000万円)を前に、3000万円差がつけば決まる。