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笹生優花
◆米女子プロゴルフツアー CMEツアー選手権第2日(19日、米国・フロリダ州ティブロンGC=6556ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、今季2勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が5打差25位から出て、4バーディー、1ボギーで連日の69と伸ばし、通算6アンダーで首位と8打差に開いたが、19位に浮上した。ラウンド後のテレビのインタビューでは「風が強い中、ボギーを1つに抑えられて良かった。パットは距離感が合ったことでラインもつくりやすかった。折り返しまで来られたので、しっかり明日以降も伸ばせるように頑張ります」と明るい表情で話した。
2打差6位で出た初出場の笹生優花(ICTSI)は5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73と伸ばせず、5アンダーで9打差29位に後退した。7番パー4では第1打を左に曲げてのダブルボギーもあった。ラウンド後は「ティーショットがあまり安定しなかった」と悔しげ。決勝ラウンドに向け「いつも通り楽しんでいろいろ勉強したい」と前を向いた。
ツアー通算2勝のセリーヌ・ブティエ(フランス)が65と伸ばし、14アンダーで単独首位に立った。通算6勝のミンジー・リー(オーストラリア)ら3人が10アンダーで4打差2位。東京五輪金メダルで、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)らが9アンダー5位で続いた。今季最終戦でCMEグループの年間ポイントランクで上位の60人が出場。ツアー史上最高の優勝賞金150万ドル(約1億7100万円)に設定され、予選落ちなしの4日間で争う。