渋野日向子、今年の漢字は「情けないの『情』しか出てこない」


渋野日向子

渋野日向子

 最終の第8ラウンド(R)が行われ、29位で出た渋野日向子(23)=サントリー=は69で回り、通算10アンダーの20位で、45位までに与えられる米ツアーの来季出場資格を得た。計144ホールの長丁場を戦い抜き、来季ほとんどの試合に出場できる目安とされる20位に滑り込んだ。来季米ツアーは1月後半から11月後半まで34戦の予定。

 ―最終Rで巻き返した。

 「本当にいい経験ができた。(第2打を1メートルにつけた)8番でやっとバーディーが来て、ギアを上げられた。最後まで攻めるゴルフをできたらと思っていた」

 ―多くの日本人ギャラリーが見守った。

 「応援してくれる皆さんがいてくれたから、これだけ頑張れた。本当にありがたい」

 ―8日間の長丁場。

 「日に日に重圧と闘って、自分で追い詰めていた。ノビノビできる環境ではなかったけど、自分らしいゴルフができた日、全て(悪い部分を)さらけ出した日もあった」

 ―今年の漢字1文字は。

 「(国内最終戦)エリエールレディスでは『変』と書いた。難しいな…。情けないの『情』しか出てこない(笑い)」

 ―オフの過ごし方。

 「家族とゆっくりしたり、実家のワンちゃんと遊んだりできたら」

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