今平周吾が賞金王奪還目指す「来年は一年通して調子を維持したい」


東京・新宿小田急でイベントを行った今平周吾

東京・新宿小田急でイベントを行った今平周吾

 男子ゴルフでツアー通算5勝の今平周吾(ダイヤ)が18日、新宿の小田急百貨店でウェアブランド「アンパスィ」のトークイベントに出席。「また賞金王を目指して頑張りたい」と宣言した。

 2018、19年賞金王は今季、3季連続のタイトルを目指したが、9月のフジサンケイクラシックの1勝で賞金ランク9位で終えた。「一年通してあまり良いシーズンではなかったけど、1勝できたので、そこはうれしかった。来年は一年通して調子を維持したい」と語った。今季はフェアウェーキープ率53・27%(60位)、パーオン率69・03%(12位)と本来のショットの精度が見られなかった。「パーオン率は元々高い方で、落ちてしまったので、ボギー以上を打つ確率が高くなってしまう。もう少し精度を上げていければ。オフはショットをまとめていきたい」と向上を見据えた。

 来年1月のSMBCシンガポールオープンの出場は見送り、国内で合宿をしながら、4月の初戦に向けて調子を上げていく方針で「ショットとか体的にも万全な状態で開幕したい」と見据えた。

 トークショーでは来季の目標を漢字一文字で、とリクエストされ、この日決めたという「飛」と記した。「飛躍したいと思ったので“飛”にした」。来年10月には30歳を迎えるため「ちょっと疲れやすくなった」と苦笑しながら、「金谷君や石坂君と年下の選手がツアーに出てきている。まだまだ引っ張っていきたい」と負けられない覚悟を示した。

 ゴルフ以外でのオフの楽しみについては「釣りとか、アウトドア系のことをやりたい。キャンプも楽しそう」と笑顔で話していた。

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