「ゴルフ天才少女」須藤弥勒が財界大物とプレー 将来のプロアマ戦予行練習?


財界の大物とプレーした「天才少女」須藤弥勒(中央。左から母みゆきさん、ニトリの似鳥会長、弥勒、日本証券業協会の鈴木前会長、サーフビバレッジの播野会長)

財界の大物とプレーした「天才少女」須藤弥勒(中央。左から母みゆきさん、ニトリの似鳥会長、弥勒、日本証券業協会の鈴木前会長、サーフビバレッジの播野会長)

 ゴルフ世界ジュニアメジャー4勝を誇り「天才少女」と呼ばれる10歳の須藤弥勒(ゴルフ5)は25日、東京都内で親睦ゴルフ会に参加し、ニトリの似鳥昭雄会長、日本証券業協会の鈴木茂晴前会長、サーフビバレッジの播野裕史会長と同組でラウンドした。

 財界の大物とプレーした弥勒は「普段、大会でも緊張しませんが、きょうはすごく緊張しました。自分の力の半分も出すことができず、悔しい気持ちですけど、ゴルフがとてもうまくて、お話も楽しい皆さまとプレーできて、とても勉強になりました」と話した。女子ツアーのニトリレディスを主催し、昨季の賞金ランク3位の小祝さくららが所属するニトリの似鳥会長にはパットのアドバイスを受けたという。「アドバイスを受けて、すごくパットが良くなりました。さすが『おねだん以上』のゴルフです」と弥勒は笑顔を見せた。

 今年1月からアマ資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーは無制限でスポンサー収入を得ることが可能になり、10歳ながら抜群の存在感を持つ弥勒のもとにはスポンサーからオファーが殺到。その中で、ゴルフ専門店の「ゴルフ5」と所属契約、並びにマネジメント契約。菓子・食品製造販売の「UHA(ユーハ)味覚糖」とスポンサー契約、並びに体づくりための総合サポート契約。「いしど式」のそろばん教室を運営する「イシド」、自動車販売の「100%新車館」とスポンサー契約を結んでおり、計4社のスポンサー企業を持つ。「伝説的なプロゴルファーになることが目標です」という弥勒にとって、この日は、将来のプロアマ戦に向けて絶好の「予行練習」になったようだ。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。10歳。東大出身の父・憲一さんの指導で2歳からゴルフを始める。17、18年に世界ジュニアゴルフで連覇。現在、ドライバーの飛距離は220~230ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。145センチ、52キロ。

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