3月に開幕する国内女子プロゴルフツアーの前半戦において、入場者数の上限を設けた上で有観客開催で行われることが25日までに、複数の大会関係者への取材で分かった。ツアーは3月3日からのダイキンオーキッドレディス(6日まで、沖縄・琉球GC)で開幕する。既に有観客が決定している3戦目までに続き、この日、第4戦のアクサレディス(同25~27日、宮崎・UMKCC)が一日5000人を上限に有観客で開催することが発表された。
これまで、新型コロナ下においては20年が全14試合を無観客で、21年は38戦中、有観客で15試合、無観客で23試合だった。今季は11月末まで38試合が組まれている。少なくとも6月頃までは有観客開催で、このほど方針を固めたもようだ。
今後、開催地域の感染状況により変更になる可能性は残すが、選手のプレーを間近で見たいファンにとっては朗報といえる。プロ野球やJリーグも観客を入れて開催となっており、全てオープンエアで行われるゴルフの特性を踏まえ、主催者が判断したとみられる。