原英莉花、昨年他界した祖母の墓前にV誓い2戦ぶりに試合復帰


原英莉花

原英莉花

◆女子プロゴルフツアー アクサレディス プロアマ(宮崎・UMKCC=6546ヤード、パー72)

 ツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が2戦ぶりに復帰する。前週のTポイント×ENEOSは頸(けい)部捻挫により欠場した。「寝違えたような感じで、病院に行ったら休んだ方がいいと。(今週の状態は)首と腰にまだ不安はあるけど、大丈夫です」と説明した。

 開幕からの2戦はともに21位。「ドライバーショットが思うように調整できていなかった。“普通”を脱出できるように。今週は一日一日が勝負です」と、ドライバーを替えて臨む一戦へ力を込めた。

 昨年大会(3位)では第1ラウンド後、大会前(昨年3月24日)に祖母が亡くなったことを明かしていた。今季開幕直前の会見でも「アクサレディス優勝をターゲットにしたい」と、特別な思いを持って挑む。

 宮崎入り直前の21日には墓参りに行ったといい「優勝を誓った? はい。力ください、って」と強く決意。中学時代に祖母から贈られたというブレスレットを身につけて戦うことを明かし、決して万全とはいえない中でも全力を尽くす。

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