渋野日向子、米国本土初戦へ「4日間戦うこと」 次戦のメジャーも視野に


渋野日向子

渋野日向子

 米女子プロゴルフツアーのJTBCクラシックが24日から4日間、米カリフォルニア州アビアラGC(6609ヤード、パー72)で行われる。日本勢は畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)が出場予定。

 渋野が“米国本土本格デビュー戦”へ、大会前日の24日、会場で調整した。「(カリフォルニア州南部の)サンディエゴでの試合は初めてなので芝の感じとかも全く違いますし、新しい場所だなという風に思っています」と心境を語った。コースはグリーンの芝質や長いラフを警戒し「グリーン芝はポアナ芝ということもあって、日本ではなかなかないのでかなり難しさも感じます。ショットの精度が重要かなと思っています」と見据えた。

 今月12日までタイ・サイアムCCで行われたホンダLPGAでは、4日間ともに60台をマークし、通算20アンダーで、今季2戦目で自身初のトップ10となる8位に入った。「4日間であのスコアを出したのは初めてだったので、個人的にはすごくうれしかったですし、ショットの感覚も良かったので手応えは少しありました」と、うなずく。前戦を終えて日本に一度帰国し、トレーニングを含めて米本土での戦いに備えてきたという。

 昨年末の今季のツアー出場権を懸けた最終予選会を20位で通過。米ツアー会員としてデビューし、今季3戦目は米本土での初陣だ。「(状態は)悪くはないかなという風には思っている。あとは試合で緊張してきた時にどうなるか、という感じです」。次戦は今季メジャー初戦、シェブロン選手権(31日開幕、カリフォルニア州)が控えているだけに「やっぱり4日間戦うことが重要。しっかり予選を通過して良い状態で来週に臨めるようにはしたいですし、良い結果を残せるように頑張りたいです」と決意を込めた。

 WOWOWライブでは、大会の模様を25日午前6時から連日生中継&ライブ配信する。

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