西村優菜が通算5勝目に王手「もちろん優勝したい気持ちは強い」…稲見萌寧、山下美夢有は予選落ち


18番、ティーショットを放ち、歩き出す西村優菜((カメラ・豊田 秀一)

18番、ティーショットを放ち、歩き出す西村優菜((カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第2日(16日、熊本・熊本空港CC=6499ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、ツアー通算4勝の西村優菜が1打差の2位で出て、4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。「今日はなかなかバーディーが来なくて苦しい時間が長かった。とりあえず60台で回りたいと思ってプレーした。すごくいい集中力でプレーできている。(最終日は)もちろん優勝したい気持ちは強いけど、とにかく気楽にプレーできればいいと思います」と語った。

 1998年度生まれ“黄金世代”で10人目の初優勝を目指す植竹希望が2打差3位で出て、3バーディー、ボギーなしの69で回り、7アンダーで1打差2位に浮上した。鈴木愛、渡辺彩香、ルーキーの小倉彩愛、イ・ミニョン(韓国)が5アンダーで3打差の3位に並んだ。

 14年大会覇者の勝みなみ、17日に22歳の誕生日を迎える吉田優利はともに71で回り、4アンダーで4打差の7位。地元で2週連続Vを狙う上田桃子は74と伸ばせず、1アンダー22位に後退。6位で出た横峯さくらは76とスコアを下げて、1オーバー43位に順位を下げた。

 70位から出た稲見萌寧は72と伸ばせず、2オーバー。予選カットラインに1打及ばず今季2度目の予選落ちを喫した。昨年大会覇者の山下美夢有も83位から出て、71で回り、2オーバーで決勝ラウンドに進めなかった。

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