渋野日向子、ポアナ芝は「嫌いやわぁ」ショットは「振り切っていけたら」日本時間24時10分ティーオフ


◆米女子プロゴルフツアー DIOインプラント・LAオープン(21日~24日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのウィルシャーCC=6447ヤード、パー71)

 前週のツアー、ロッテ選手権で2位に入った渋野日向子(サントリー)が大会前にWOWOWのインタビューで意気込みを語った。練習ラウンドを終えて「(ショットの調子は)めちゃくちゃいい感じでもないけど、しっかり振り切れたらいいショットを打てそうだなという感触はある。バンカーがめちゃくちゃ多いので入れる回数は少なく、しっかり振り切っていけたらいいなと思っています」と気持ちを高めた。

 ハワイ州からカリフォルニア州に戻り、待ち受けていたのは、不規則な転がりを生むポアナ芝。3月のJTBCクラシック(72位)でも体験しているが「もう安定のね、嫌いやわぁ~みたいな…。(慣れは)全然ないですね。ポコポコ跳ねるから悲しいです」と苦笑い。それでも上位進出に攻略は必須。バーディー量産へ表情を引き締めた。

 前戦から“新たな引き出し”として取り入れた“直ドラ”。今週の出し所を問われると「できる所が後半にはあるかなと思っていて。前半も2番パー5で、あそこは2オンを狙えそうだったらいってもいいかなと思う」と前向きに話した。ただ、「あまりいってもメリットがなさそうなホールなので、そこは考えたいかなと思う」と冷静だった。

 3日まで行われた今季初メジャーのシェブロン選手権で4位に入り、前戦は2位と、ツアーで存在感は日に日に増すばかりだ。前戦を終えて積算498ポイント(15位)で、既に来季のシード権獲得を確定的にしている。「(前戦は)自分でもすごく4日間はいいゴルフができたと思います」と明るい表情。初日(21日)は日本時間24時10分に、朴仁妃、キム・セヨン(ともに韓国)の豪華メンバーと同組で10番からティーオフ。今週も上位争いに加わる。

 大会の模様はWOWOWにて日本時間22日午前7時30分より連日生中継・ライブ配信される。

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