初Vの植竹希望、500件超のお祝いメッセージ返信に「うれしい悲鳴です。渋野日向子ちゃんからもメッセージがありました」


植竹希望

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 女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは22日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6447ヤード、パー71)で開催される。前週のKKT杯バンテリンレディスで1998年度生まれの「黄金世代」10人目のツアー初優勝を飾った植竹希望(サーフビバレッジ)は21日、ツアー史上4人目の初優勝からの2週連続Vに向けて「ポイントは1打に対する執着心だと思います。あとは運でしょうか」と冷静に話した。

 先週、熊本で、4人による史上最長2時間の6ホールのプレーオフを制した植竹が表彰式などを終えてロッカールームに戻り、スマホをチェックするとすでに約300件のお祝いLINEがあったという。さらにインスタグラムのダイレクトメッセージにも約200件のお祝いコメントが届いていたという。その中には「渋野日向子ちゃんからもお祝いのメッセージがありました」と植竹は笑顔で話した。

 律義な23歳は「全員に返信しました。うれしい悲鳴です」。さらに、お世話になっている人やスポンサーには自ら電話をかけたという。「70人くらいの方に電話で初優勝の報告をさせていただきました。皆さんが『たくさん電話しなければいけないだろうから』と言って短い電話になりました。とても、気を使ってくれました」と植竹は改めて感謝の気持ちを伝えた。

 スイングが良く、フィジカルも強い。そして、謙虚で感謝を忘れない気持ち。心技体がそろった植竹希望は、今週も主役を目指す。

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