三ケ島かな、史上12人目のメジャー連勝へ「自分との勝負」


プロアマ戦で1番ティーショットを放つ三ケ島かな(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦で1番ティーショットを放つ三ケ島かな(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー ▽ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ日(4日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72)

 1988年のツアー制施行後で、史上12人目のメジャー連勝を狙う三ケ島かな(ランテック)が、ラウンド後に会見を実施。「今日はちょっとショットが左に曲がっていたので、そこは調整が必要。今季、一番速いグリーンじゃないかと思うので、そこをしっかり合わせていければいい」と翌日の大会開幕を見据えた。

 昨年のツアー最終戦、JLPGAツアー選手権リコー杯を制して、自身のツアー初優勝をメジャーで飾った25歳。今大会では2020年の日本女子オープン、JLPGAツアー選手権リコー杯で達成した原英莉花以来のメジャー2連勝がかかる。三ケ島は「正直(連勝は)あまり意識していなくて、また厳しいセッティングで、自分がどこまでできるかというような感じ。自分との勝負かな、とくらいしか考えられてない」と冷静に話した。

 今季は開幕から5試合で4度の予選落ちと苦しんだが、2週前のフジサンケイレディスで4試合ぶりの予選突破から33位、前週のパナソニックオープンでは5位に入り、調子を上げてきている。この大会では2016年の12位を始め、過去出場5回で4度予選突破を果たしている相性の良さも心強く「悪いイメージはないし結構、好きな方ですね」と笑顔。優勝スコアの予想を7、8アンダー程度に見据えつつ「ただ1日2個ずつ頑張ろうとは思わず、伸ばせるときには伸ばしたい。でも伸ばせるというコースではないので、目の前のチャンスをしっかりつかんでいければいいなと思う」と表情を引き締めた。

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