山下美夢有、メジャー初Vへ首位キープ! 今季4勝の西郷真央、まさか予選落ち


13番、ティーショットを放ち、打球方向を見つめる山下美夢有(カメラ・小林 泰斗)

13番、ティーショットを放ち、打球方向を見つめる山下美夢有(カメラ・小林 泰斗)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(6日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 8アンダー首位から出た山下美夢有(加賀電子)が1バーディー、3ボギーの74で回り、通算6アンダーで首位をキープした。昨年4月のKKT杯バンテリンレディスで初優勝を飾った20歳が、ツアー2勝目&2001年生まれの「21世紀世代」で初となる国内メジャー制覇に向けて、トップで決勝ラウンドを迎える。

 ツアー通算2勝の青木瀬令奈(フリー)が、この日のベストスコアとなる68で回り通算5アンダー、1打差の2位。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)、ツアー初優勝を目指す菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)、安田祐香(NEC)、沖せいら(フリー)が通算3アンダーとして、3打差の3位につけた。

 大会史上初の東と西コースでの連覇を目指す西村優菜(スターツ)は3つスコアを落としたが、通算2オーバーの22位で予選突破。自身50回目のメジャーで初制覇に意欲を燃やす上田桃子(ZOZO)、メジャー2連勝を狙う三ケ島かな(ランテック)は、ともに通算6オーバーのボーダーギリギリで予選通過を果たした。

 今季自己ワーストの79で7オーバー、104位からスタートした今季ツアー4勝の西郷真央(島津製作所)は、挽回できずに通算11オーバーの99位で今季初の予選落ち。今季初勝利を目指した原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)も通算8オーバー、74位で予選通過できなかった。

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