片山晋呉、日本勢トップ6位も「僕の日じゃなかった」 石川遼は21位 A・クウェイルとS・ビンセントがプレーオフ…最終組終了


4番、ティーショットを放つ片山晋呉 (カメラ・豊田 秀一)

4番、ティーショットを放つ片山晋呉 (カメラ・豊田 秀一)

◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 最終日(29日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 最終日最終組がホールアウトした。首位から出たA・クウェイルが3バーディー、3ボギーの72で回り、12アンダーで首位キープ。7差11位から出がS・ビンセントが1イーグル、5バーディー、ボギーなしで、この日のベストスコア65で猛チャージして12アンダーで並び、プレーオフに入った。

 首位と4差2位の最終組で回った片山晋呉は1バーディー、2ボギーで7アンダー。順位を下げたが、日本勢トップタイの6位で終了し「もう十分。ベスト10に入れるなんて。やっていて、ゴルフに対してストレスはないし、こういう日もあるでしょう。僕の日じゃなかった。体力がないね。年を取るってこういうことなんだなと、よく分かった」と淡々と振り返った。

 6差7位からスタートした石川遼は2バーディー、3ボギーの73で回り、5アンダー21位。今大会は初日に2差3位の6アンダーで好発進を決めたが、その後にスコアを伸ばせなかった。「(今日は)つらい1日でした。でも3日間、すごく濃かった。いいスタートを切って、残り3日間でいい位置にいるからこそ出てくる、自分の中の魔物みたいなものがいる。自分の新たな敵が垣間見えたりするので、それを1つ1つ倒していく。今後は、そこの戦いにも勝たないといけない」と次へと目を向けた。

 3位以降はB・ケネディ、J・デロスサントス、T・クロンパと続き、外国人勢が上位を独占。日本勢は、上位4人(有資格者を除く)に与えられる全英オープン(7月)出場権を手にできなかった。

※数字は速報値。

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