昨年大会覇者・笹生優花は9オーバー121位で無念の予選落ち「難しいコースにアジャストできなかった」


笹生優花

笹生優花

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第2日(3日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)が行われ、昨年大会覇者の笹生優花が133位から出て、巻き返しを誓ったが、3バーディー、6ボギーの74と伸ばせず、通算9オーバーの121位で予選落ちを喫した。

 9番からスタートし、9番、10番と序盤からボギーが先行した。終盤も4つのボギーでスコアを作れなかった。予選Rの2日間を総括し「難しいコースに対して、なかなかアジャストできなかったと思う」と悔しさをにじませた。ただ、課題のフェアウェーキープ率は全体最下位だった初日の35・71%からこの日は64・29%に改善。「ティーショットは安定していたし、昨日よりは良かったんじゃないか」と復調への手がかりを口にした。

 昨年大会では、3学年上の畑岡奈紗とのプレーオフを3ホール目で制し、大会最年少19歳351日でメジャー初制覇を成し遂げた。今年はツアーで初めてディフェンディングチャンピオンとして臨んだ。次のメジャーは、23日開幕の全米女子プロ選手権(米メリーランド州)が控える。20歳はこの悔しさを胸に、リベンジの思いをぶつける。

 ミナ・ハリガエ(米国)とミンジ・リー(オーストラリア)が9アンダーで首位に並んだ。今大会は予選Rが1番と9番からの変則スタートで行われた。

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