初V目指す古江彩佳が4連続バーディーと猛チャージ、首位と1打差2位で後半へ 畑岡奈紗は1つ伸ばす


古江彩佳

古江彩佳

◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 最終日(31日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、4打差の9位から出た古江彩佳(富士通)が前半9ホールで5つスコアを伸ばし、通算16アンダー。1打差の2位に浮上し、勝負のバックナインへと向かった。日本ではアマチュア時代を含めて通算7勝を挙げる22歳。昨年末のQスクール(最終予選会)を通過し、今季は米女子ツアーに本格参戦しており、ルーキーイヤーでツアー初優勝を目指す。

 難関ホールの1番でバーディー発進。その後はパーを並べ、6番ではピン右手前約3メートルからフックラインを読み切り、バーディー。7番、8番、9番でアイアンショットがキレて、いずれもピンそば1~2メートルにつけた。6番からの4連続バーディーを奪って、猛チャージを仕掛けている。

 古江と並び4打差9位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は8ホールを終えて、スコアを1つ伸ばし、通算12アンダーで5打差の12位につけている。次週は同じスコットランドのリンクスで、8月4日開幕の今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープン(英ミュアフィールド)が控える。メジャー初制覇を狙う畑岡は、直前の今大会で弾みをつけたいところだ。

 48位から出た笹生優花(フリー)は10バーディー、2ダブルボギーの66をマークし、通算9アンダーでホールアウトした。

 首位スタートのセリーヌ・ブティエ(フランス)が6ホールを終えて、通算17アンダーでトップを維持している。

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