堀川未来夢が逃げ切りメジャー2勝目、日大OB“第2の故郷”で栄冠「この地で優勝することが恩返し」


優勝を決め仲間からの水を浴びる堀川未来夢(カメラ・今西  淳)

優勝を決め仲間からの水を浴びる堀川未来夢(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社後援 ▽日本男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 日本プロ選手権 最終日(7日、静岡・グランフィールズCC=7219ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、3打差の首位で出た堀川未来夢(みくむ)が通算15アンダーで逃げ切り、ツアー通算3勝目を飾った。4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、日大時代に練習していた思い出のコースで、同大の後輩たちが見つめる中、19年日本ツアー選手権森ビル杯に続くメジャー2勝目をつかんだ。18番で約10センチのウィニングパットを決めると、日大OBの仲間らに囲まれ、ウォーターシャワーで祝福された。

 堀川は優勝スピーチで「僕が学生時代にキャディーをしたり、今でも合宿で利用させていただいているコース。難しいピンポジションだったけど、少しは自分が有利だったかな。この地で優勝することが一番の恩返しだと思って一層頑張ったところ、まさか優勝することができて本当にうれしいです。YouTubeをやっていて成績が落ちてしまってはダメだなと思っていたので、本当にうれしい。今後もゴルフの練習、そしてYouTubeも頑張ります」と喜びと感謝を語った。

 6位から出たツアー1勝の片岡尚之が7バーディー、1ボギーの65と追い上げたが、3打及ばず。12アンダーで2位。日大出身の吉田泰基が69で回り、11アンダーで4打差3位に入った。

 19年大会覇者の石川遼(カシオ)は71で回り、3アンダーで20位。賞金ランク1位の比嘉一貴(フリー)は70で回り、2アンダー38位だった。

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