50歳シニア奮闘! 宮本勝昌が11アンダー首位浮上「うまいこと、かみ合っている印象」第2日終了


11番、ティーショットを放つ宮本勝昌 (カメラ・馬場 秀則)

11番、ティーショットを放つ宮本勝昌 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(23日、兵庫・小野東洋GC=7113ヤード、パー72)

 第2ラウンドが終了した。首位と2打差4位から出た50歳の宮本勝昌(シーミュージック)が6アンダー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーとして首位に浮上。今年8月に50歳を迎え、シニアデビューも果たしたプロ28年目が、絶好の位置で決勝ラウンドへ進んだ。

 初日を5アンダーで終えた宮本は、この日、前後半で3つずつバーディーを挙げてスコアを6つ伸ばした。ボギーなしの安定したラウンドでリーダーボードを駆け上がり、「とりえず上にいるので、予選ラウンドとしては上々の位置、プレーだったと思う」とうなずいた。

 先月28日に50歳となったため今月、シニアツアーデビューを果たした。賞金ランキングのシード選手として、レギュラーツアーとの掛け持ちに「毎週、試合をやることは同じ。(状態が)良かったり、悪かったりもするけど、今週はうまいこと、かみ合っている印象がある。まあ、いい経験をさせてもらっているなと思う」と若々しく笑った。決勝ラウンドで、2019年中日クラウンズ以来のレギュラーツアー通算13勝目を目指す。

 初日首位の今平周吾(ダイヤ)、桂川有人(国際スポーツ振興協会)ら5人が通算10アンダーで2位に並んだ。5差36位で出た石川遼(カシオ)は3バーディー、4ボギーで通算1アンダーに落とし、84位で予選落ち。通算3アンダーまでの74人が予選通過した。

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