石川遼、通算1アンダーで12戦ぶり予選落ち濃厚「我慢したいところで、我慢できなかった」


10番、ティーショット前に唇をかむ石川遼。右は木下稜介 (カメラ・馬場 秀則)

10番、ティーショット前に唇をかむ石川遼。右は木下稜介 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(23日、兵庫・小野東洋GC=7113ヤード、パー72)

 5差36位から出た石川遼(カシオ)は3バーディー、4ボギーの73で回り、通算1アンダーにスコアを落とした。ホールアウトの段階で、予選突破のボーダーラインは2アンダーとなっており、予選落ちが濃厚となった。

 石川は前半9ホールを2バーディー、2ボギーのイーブンパーで耐えたが、後半出だしの1、2番を連続ボギー。最終9番のバーディーで1つスコアを戻したが、巻き返しきれなかった。ラウンド後、「我慢したいところで、我慢できなかった感じ。やっぱり、ティーショットが曲がると、かなり厳しくなる。全体を通して、スイングの出来が良くなかった」と話した。

 先週のANAオープンはプレーオフで敗れたが、今季ツアー自己最高の2位。ここ5戦はすべて20位以内で、5位以内が3回と調子を上げていた。予選落ちとなれば、ツアー12戦ぶりだが「また、来週にしっかりと生かしていきたい」と前を向いた。

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