馬場咲希、イーブンパー発進「パットが入っていればという感じ」ツアー初トップ10へ意欲


11番、ティーショットを放つ馬場咲希 (カメラ・豊田 秀一)

11番、ティーショットを放つ馬場咲希 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー ▽NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 第1日(20日、兵庫・マスターズGC=6585ヤード、パー72)

 8月の全米女子アマチュア選手権覇者で、アマの馬場咲希(代々木高2年)が2バーディー、2ボギーの72で回り、イーブンパーでホールアウト。ホールアウト時点で暫定59位とした。

 馬場は出だしの10番で約3メートルのバーディーチャンスにつけたが、2パットでパー。16番でもピン奥約3メートルにつけたが、バーディーならず。前半は我慢の内容ながら、イーブンパーで折り返した。

 後半の3番で、ピン約1・5メートルにつける好ショット。この日、初バーディーを挙げると右手でガッツポーズをつくり、笑みをこぼした。さらに5番では10メートル超のロングパットをカップイン。7、8番をボギーで落としたが、初日をイーブンパーでまとめた。

 馬場は「パットが、なかなか入らなかった。6番で1・5ヤードくらいの短いバーディーパットを外してから、ちょっと集中力が落ちてきちゃって…。7、8番で連続ボギーを打ってしまった感じです」とグリーンで苦しみ、唇をかんだ。

 今大会は主催者推薦で、プロのレギュラーツアーでは自身初の2週連続出場となったが、状態面に関しては「疲れはあまりない」と強調。「ショットは悪くない。パットの悪さが目立ってしまった。パットが入っていればという感じだった」と繰り返した。

 ここまでのツアー5戦中4戦で予選突破を果たし、そのうちベストアマを3度獲得。日本女子オープンでは11位と健闘した。初のトップ10へ、2日目以降に向けて「感覚的には正直、悪くないので、明日は崩さないように耐えながら。とにかくアンダーパーで回りたい」と意気込んだ。

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