◆男子プロゴルフツアー 平和ＰＧＭ選手権 第１日（２７日、茨城・ＰＧＭ石岡ＧＣ＝７０３９ヤード、パー７０）
第１ラウンドが行われ、プロ転向５戦目の中島啓太（フリー）は５バーディー、１ボギーの４アンダー６６で回り、首位の星野陸也（興和）に３打差の９位につけた。
最終１８番。１３５ヤードの第２打を、４６度のウエッジで１メートルにつけてバーディーで締めた。池田勇太、植竹勇太とのラウンドは快調そのもの。「一緒に回っている人も（プレーが）速いので、すごくテンポがよかった」と振り返った。
５番パー５で２オン２パットでバーディーを先行させると、８番パー３のピン下５メートルのバーディーパットは最後の一転がりでカップイン。１６番パー５はバンカーからの第３打を２メートル半へ運んで沈めながらも「ドライバーを曲げたり、１２０～１３０ヤードの得意な距離でグリーンを外したり、パッティングも読み切れずにもったいない外し方をした。まだまだ伸びしろがある」と反省点をつらつらと挙げた。
昨年のパナソニックオープンをアマチュアで制した大器は、「勝ちたい」という気持ちを源にゴルフと向き合い続けている。「ショットがいいとは言えないが、悪いなかでも５つバーディーが取れた。今日が一番悪い日になるように、明日から伸ばして行きたい」。プロ初勝利へ、２２歳は前だけを見据えた。