昨年覇者・古江彩佳「悔しい」 7番に好ショットも後半失速…9位後退


3番、ティーショットを放つ古江彩佳。この日は2アンダー、トータル9アンダーで9位タイ(カメラ・渡辺 了文)

3番、ティーショットを放つ古江彩佳。この日は2アンダー、トータル9アンダーで9位タイ(カメラ・渡辺 了文)

◆全米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 第3日(5日、滋賀・瀬田GC北C=6616ヤード、パー72)

 米女子ツアーメンバーとして出場した昨年大会覇者の古江彩佳(富士通)は、首位と3打差の5位から出て、3バーディー、1ボギーの70と伸ばし切れず、通算9アンダーで5打差の9位に後退した。「前半は流れ的には良かったけど、この3日間はずっと後半で失速しているので、そこは悔しいところかなと思います」と振り返った。

 実測182ヤードの3番パー3で第1打をピン左3メートルにつけ、下りのスライスラインをカップの右端から沈めて、この日、初のバーディーを奪った。左ドッグレッグの7番パー4では第1打が左のラフへ。2打目で左足下がりのつま先下がりの厳しいライからピン左約1メートルにつける好ショット。観客を沸かせ、2つ目のバーディーを奪った。だが、後半に入って勢いが止まり、11番は約1メートルのパーパットを外してボギー。18番はバーディーで締めたが、首位の上田桃子との差は開いた。

 3年ぶりに日米共催で行われ、米女子ツアーメンバーとして帰ってきた。日本ツアー単独開催の昨年に続く大会連覇に向け、最終日は5打差を追いかける。「最後までしっかりショットもパットも打ち切れるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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