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ホールアウトする中島啓太(カメラ・谷口 健二)
◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 第1日(24日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)
アマでツアー1勝を挙げ、9月にプロ転向した中島啓太(フリー)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位と3打差の5アンダー3位と好発進した。10番で第3打を1メートルにつけてバーディー発進すると、12番でも2・5メートルを沈めて順調にスコアを伸ばした。
「ティーショットが良かったので、ストレスを受けずに回れた」と納得の表情を浮かべた。前週のダンロップフェニックスはプロ転向後、ツアー6戦目で初の予選落ち。「メンタル的に予選落ちたらどうしようと、自分で自分にプレッシャーをかけていたのが吹っ切れた。今週は思い切りゴルフができ、いい気持ちで回れた」とうなずいた。
22歳は、プロ転向してから自身で納得いくプレーができたのは「ZOZOチャンピオンシップ2日目に7アンダー(63)で回れたラウンドくらい」だという。今年も終盤を迎え、「もちろん優勝したい。今週を最終戦にしないように。来週の(日本シリーズJTカップ出場)チャンスを得られるように、優勝目指して頑張りたい」と気合。昨年アマチュアで初出場した大会へ、2年連続の出場を果敢に狙っていく。