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池田勇太(右)とグータッチする岩崎亜久竜(カメラ・谷口 健二)
◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 第1日(24日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)
ツアー初優勝を目指す24歳の岩崎亜久竜(あぐり、フリー)が7バーディー、1ボギーの66で回り、首位と2打差の6アンダー2位で発進した。3回目のコンビという杉沢伸章キャディーの好マネジメントが奏功し、「良いスコアが出せてうれしい。行ってはいけないところ、パターの打ちやすいところを教えてくれて、ショットの調子も良かった」と笑顔で話した。
20年9月にプロ転向すると、昨年末のQTで7位に入り、今季がツアー本格参戦1年目。高知は自身初とあって「カツオも食べて、おいしかった」と遠征では食事を満喫し、初コースも見事に攻略した。今季はトップ10が9度あり、賞金ランク7位と活躍。第2日以降へ「今日と同じ感じで、杉沢さんの言ったところに打てるように。優勝して、日本シリーズに行きたい」と力を込め、既に出場を決めている最終戦メジャー、日本シリーズJTカップ(12月1~4日・東京よみうりCC、報知新聞社主催)へ乗り込むつもりだ。