岩崎亜久竜、初出場で自身初の首位発進 今大会でツアー初優勝なら13年宮里優作以来4人目


初日5アンダーで首位に立った岩崎(カメラ・今西 淳)

初日5アンダーで首位に立った岩崎(カメラ・今西 淳)

 ◆報知新聞社主催 国内男子プロゴルフツアー 今季最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(1日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 初出場の24歳、岩崎亜久竜(フリー)は7バーディー、2ボギーの5アンダー、65で自身初の初日首位。ツアー初優勝へ好スタートを切った。2番で7メートルを沈めると、得意のショットで12番までに5つ伸ばした。難関の18番パー3は、アプローチをピン上につけてしまいボギー締め。単独首位は逃したが、「自分が思っている以上のスコアで回れて、ホッとしている」と満足そうに振り返った。

 今季はこれまで21試合に出場し、トップ10入り10回(うち2位3回)。前週は4日間で26アンダーも、優勝したC・キム(米国)がツアー記録の32アンダーを出したため、届かなかった。最終戦を前に「(今季は)80点。足りないのは優勝がないこと」と話したショットメーカー。今大会でツアー初優勝なら、13年宮里優作以来、4人目だ。「今週、勝てるように頑張ります」。ゴルフ界のアグリが“ポールポジション”を取った。(岩原 正幸)

最新のカテゴリー記事