8月の全米女子アマチュアゴルフ選手権で日本人37年ぶりの優勝を成し遂げた馬場咲希(代々木高2年)が5日、都内で行われた「スポーツニッポンフォーラム」の表彰式に出席した。車いすテニスの国枝慎吾、陸上女子やり投げの北口榛花に続いて、クールな黒のブレザー、パンツ姿で登壇し、やや緊張した面持ちで表彰楯を受け取った。
今季はアマチュアながら日米ツアー9戦に出場。6月の初メジャー、全米女子オープン(49位)では日本人アマとして8年ぶりに予選通過し、8月の全米女子アマの出場権をつかんだ。帰国して10月の日本女子オープンは11位でローアマに輝いた。飛躍の1年を振り返り「全米女子オープンで予選通過してから多くの方にサポートしていただき、全米女子アマで優勝後、国内外の多くの試合に挑戦させていただけて、すごく充実した1年になったなと思います」と笑顔で語った。
2023年初戦は1月にアマ日本代表として派遣されるオーストラリア男女アマ選手権(10日~13日、オーストラリア)を予定。全米女子アマVの権利で、来年はシェブロン選手権、全米女子オープン、AIG全英女子オープン、エビアン選手権の4つのメジャーに挑戦する。「夢は海外メジャーで優勝することです。これからもその夢に向かって一生懸命頑張りたい。また、来年は海外メジャーで全てのことを吸収してくるつもりで頑張ります。これからも皆様に感謝して頑張っていきたいです」と決意を新たにした。